
STORY
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2025.08.07
1ぶらぼうは、どんなお店ですか。
(右・稲森さん)
豊能障害者労働センターのリサイクル店4店舗のうちの一つで、1番大きなお店です。
店舗の売り場は、4割ほどが、着物や和装品、和の小物などを扱っていますが、残り6割は、食器、服、帽子、カバン、装飾雑貨、漆の箱物、アクセサリー、「昭和レトロコーナー」、台所用品、など、ぶらっと立ち寄られたお客様が、色々なものを楽しんでいただけるように工夫しています。
ここは、箕面市坊島にあるので、ぶらっとぼうのしま、「ぶらぼう」です(笑)。
置き方を変えると見方も変わるので、品物を並べるときは、遊びこころを大切にしています。
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2.稲森さんは、普段どのような仕事をされていますか?
私は、2002年7月にセンターに入りました。ぶらぼうでは、食器や雑貨の補充、床の掃除など、それから、着物関係は、おもに、着物担当の方にお願いをしていますが、着物をたたんだり帯を整えたりもします。レジもします。また、着物は結構重かったりするので、運ぶのをお手伝いもします。
着物の合わせ方や詳しい相談などは、着物担当者の方にお願いしています。
これから新しく入ってこられる方は、着物関係のお仕事をお願いします。たくさんのものがあるので、ぜひ、お客様と一緒に楽しんでいただけたらと思います。
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3.熊谷さんは、普段どのような仕事をされていますか?
(左・熊谷さん)
僕は、ぶらぼうで働いて、23年になります。週に1回は、カバンや靴を拭きます。試着室のホコリを取ったり、着物の下のところもゴミがたまりやすいので掃除します。僕は、直接着物に関わることは、あまりありませんが、レジは打ちます。
お客様が、よく着物のことを聞いてこられますが、着物担当の人が「いついてはるか」をお伝えします。
それから、毎日の会計の精算や毎週の会計報告は、手書きと電卓で集計表を使って僕がやります。
僕は、ずっと仕事をやれているのがうれしいです。仕事を丁寧にやるのが好きです。
今の着物担当の人とは、品物に一緒に値段を付けたりすることがあります。