豊能障害者労働センター

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インタビュー
子育て世代にも、とても働きやすい職場だと思います。

2024.03.28

子育て世代にも、とても働きやすい職場だと思います。

今どのようなお仕事をされていますか。

(西脇さん)
私は2020年4月にアルバイトで労働センターに入りました。
その後2人目を出産し、2021年11月に専従スタッフになりました。

普段、私は「ピンクポコペン」というお店の奥にある倉庫、通称「ピンク倉庫」で、リサイクル事業の一員として働いています。ピンク倉庫は、主に、センターに来た全てのリサイクル用品を分類・仕分けして、各店舗で販売するように値付けをする役割を担っています。ここから、「ゆっくり」を含むリサイクルのお店4軒に「商品」を届けます。ピンク倉庫は、50坪くらいありますが、障がい者スタッフ6名・健常者スタッフ3名・ボランティアのみなさんが働いています。
そこで私は、服やかばん、雑貨、化粧品などの値付けをしています。

障がい者スタッフと一緒に働く職場について感想を教えてください。

センターでは、障害のあるなしに関係なく、個々の能力に合わせて、それぞれが得意なことを生かせるよう仕事をしていると思います。新しいことに挑戦するときには、はじめは上手くいかないこともありますが、はじめからできないと諦めるのではなく、どうしたらできるようになるかなぁと皆で考え、意見を出し合って、時間をかけ、できるようにお互いサポートし合っています。


それぞれ得意、不得意があるので、その人にあった仕事のやり方を探すのは大変だなと感じることもありますが、できなかったことができるようになったとき、「できるようになったやん!」 と、その喜びを自分の事のように皆で喜び合えるのが、この仕事の良いところだなと思います。
障害のあるなしに関わらず、コミュニケーションを通して絆が生まれ、みんなが同じ目標を持って仕事できることが、この仕事をしていて何より幸せだなと感じる瞬間です。

まだ、お子さんが小さいと思いますが、仕事との両立は可能ですか。

私自身、いま4歳、2歳、0歳の、3人の子供を育てています。
子どもが病気にかかったとき、保育園を1週間近く休まなければいけないこともありますが、そういったときも休めるように配慮していただいています。
また、子供が急に体調を崩し、保育園のお迎えに行かないといけなくなった際も、すぐに迎えに行けるようにサポートしていただいています。子育て世代でも、とても働きやすい職場だと思います。

「キッチン 虹のうつわ」が立ち上がりますが、新しく働かれる方に、メッセージをいただけますか。

今回、「虹のうつわ」が夏ごろにオープン予定ということで、私自身、とても楽しみにしています。それぞれ個々の力がより発揮でき、お客様にわくわくしていただけるお店になると良いなと思います。
有難いことに毎日、たくさんのリサイクル用品をご提供いただいています。その中でも食器類はとても多く、たくさんの素敵な食器が全国から集まってきます。

リサイクルから集まった、その素敵な食器たちを、お客様にお出しする器として提供出来たらなと思っています。

(プロフィール)
入社:2021年
職種:「ピンクポコペン」勤務