豊能障害者労働センター

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インタビュー
障害者スタッフと一緒に、ゆとりを持って働ける場を作っていきたいです。

2024.08.06

障害者スタッフと一緒に、ゆとりを持って働ける場を作っていきたいです。

新店舗リニューアルに向け、5月から専従となられましたが、応募されたきっかけは何でしたか?

(松永さん)
最初は、福祉の職場として、広く探していましたが、「食」のことには、興味がありましたので、「ランチカフェ」の職場が魅力的に感じました。

そして、誰もが働きやすい、余裕をもった働き方を目指されていることにも共鳴しました。

まだ、短い間ですが、実際に働きはじめて、どのように感じておられますか?

他のスタッフと一緒に、新店舗のメニューを考えているのですが、素材の高騰など、いろいろな課題を解決していかないといけないので、なかなか大変です。もう一人の担当専従と一緒に、週末には、あちこちのお店を視察して、食して回っています。

障害者スタッフと一緒に働くのは、はじめてですが、就職前に不安に思ったより、ずっと自然に働けています。

まかない弁当を先行して作っていますが、「今日はトンカツとてもおいしかった!」(本当は、ささみカツ)、とか、「私、マグロ大好き!」(本当は、ぶり)など、うれしいコメントをたくさんもらっています。

これから新しいお店をどんな風に作っていきたいですか?

体に優しい旬のものをできるだけ料理に活かしていきたいです。
それから、障害者スタッフと一緒に、ゆとりを持って働ける場を作っていきたいです。そのためには、まず、自分たちの働き方が大切だと思います。
既存の「枠」に捕られ過ぎず、心と体の自然な形を、食を通じて丁寧に作っていきたいです。

今、サポートに入っていただいている元料理人の方も、私たちと一緒に、障害者スタッフにもとても優しく、丁寧に教えてくれます。

こんな私たちの思いを共有していただける方と一緒に働ければ、とてもうれしく思います。
 

(プロフィール)
入社:2024年5月
職種:「キッチン虹のうつわ」立上げスタッフ