STORY
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2021.09.01
私は大学卒業後、保育士として聖家族の家に入社しました。
現在は施設のホームに住み込みで、私は8名の子どもたちと一緒に生活しています。
就職先として施設を選んだ理由は、子どもたちが生活する空間で働きたいと思ったから。
幼稚園や保育所は行く場所ですが、施設は帰ってくる場所。
大学の教育実習で幼稚園・保育所・施設を訪れた際にそのことを強く感じ、施設が自分の理想に一番近い職場であると確信し、こちらへの就職を決めました。
毎日一緒に生活する中で、子どもたちが言うことを聞かないでやりたい放題することもありますが、決して悪いことではありません。
子どもたちがありのままの自分を出せているからこそ、そのような振る舞いをするのです。
だからといって、それに対して優しくしたり、甘やかしたりすればいい訳ではありません。
ダメなことはダメときちんと教えてあげるのも、私たちの大切な仕事だからです。
だから毎日、子どもたちと言い合いやケンカばかり(笑)。
でも、こんな日々の繰り返しが、子どもたちの成長過程には欠かせないのだと思います。
10年間この仕事を続けてきて、『辞めたい』と思った瞬間もあります。
特に、思春期の多感な子どもたちは一筋縄ではいかないことも多く、幾度となく心が折れそうになりました(笑)。
でもそんなとき、「最近大丈夫?」「しんどくない?」と先輩や上司から声をかけていただけたり、一緒に悩んでもらえたりしたおかげで、大変な時期も乗り越えることができました。
それに私自身、嬉しさや楽しさが辛さを上回っているからこそ、この仕事を続けられているのだと思います。
昔はやんちゃだった子が卒業後に遊びにきてくれて、子どもたちに「お姉ちゃんの言うこと聞かなあかんで」なんて言ってる姿を見たときは、『この仕事をやってよかった!』『子どもたちが帰ってきてくれる場所になっている!』という喜びでいっぱいになりました。
このように、施設を巣立った子が帰ってきてくれたり、卒業後にも関わりを持てたりするところは、私にとって何よりのモチベーションです。
基本的に、お休みは週2日取得できます。イベントや担当児童とのお出かけがあるときは週1日になることもありますが、そのぶん翌週に週3日休めるなど、年間を通して週休2日制になるように調整されています。正月休みやお盆休みもあるので、心身のリフレッシュには事欠きませんよ。
また月に1回、当法人の各施設の職員が集まる機会があり、勉強会で情報共有をしたり、一緒にゲームで遊んだりして親睦を深めています。施設や職種を超えて、職員同士の繋がりを大切にできる点も魅力ですね。
何でも言い合える関係性を、子どもたちとはもちろん、職員同士でも作っていきたいです。
職員に心の余裕がなければ、子どもたちにも余裕のない関わり方しかできないからです。
自分自身もキャリアの浅い頃は先輩に気をかけてもらい、色々と教えてもらいながら成長してきたので、今度は自分にしてもらったことを後輩に還元できればと思います。
【プロフィール】
入社:2011年入社(新卒)
職種:保育士
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