STORY
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2021.04.26
2020年、世界規模の大流行により衝撃を与えた、新型コロナウイルスの感染拡大。幸い、当社に大きな影響は及びませんでしたが、企業の社会的責任を果たす観点から、社会貢献プロジェクトを立ち上げることにしました。
今回の活動の基本となったのが、当社の理念にもある「真ん中思考」です。世界規模の難局を他人事にとらえるのではなく、社会のために一人ひとりがどのように貢献できるのかを考え抜き、私たちが得意とする「伝える力」で社会を応援する。その考えのもとで、社内から多くの企画が集まりました。
今回プロジェクトの取りまとめを担当したのは、当時入社2年目の社員。当社では、例年4月に実施する創立記念や新入社員歓迎のイベントの企画・運営を2年目の社員に任せています。しかし、2020年はイベントを中止にしたため、今回のプロジェクトを任せました。そして、集まったアイディアの中から、「日本を元気にする」をテーマに、以下の2つの活動を実施しました。
まず、このような緊急事態に際して大切なことは、医療崩壊を防ぐということ。実際にコロナ禍では、医療物資不足や医療体制の課題などがニュースで連日報道。このような状況下で、第一線で「働く人」=医療従事者を支援したいという思いから、日本赤十字社へ寄付が決まりました。
私たちの寄付は、AED講習や防災セミナー、災害に備えた訓練・備蓄、献血や避難所の環境改善などの資金に充てられ、安心して生活できる環境づくりの力となっています。
3密の回避、ステイホーム、テレワークなど、コロナ禍において、私たちの仕事・生活を取り巻く環境は大きく変化しています。このような現状に苦しんでいる人々を、コミュニケーション事業で培った力で応援したい。その思いで、新生活様式に役立つ、様々なツールを作成しました。
3密を回避した生活が求められる中、ソーシャルディスタンスを見直すことを目的に制作。2mの距離の目安を楽しんで実感してもらえるよう、ユーモアを交えました。
テレワークが進む中、社員同士のコミュニケーション不足解消のために制作。送る側も送られる側も思わず笑顔になるようなアイディアを盛り込みました。
ステイホームを楽しく過ごしていただくために制作。一週間を目安に、取り組んだことを語録から塗りつぶすビンゴです。
勤務状況を知らせるためのツール。三角に折ってデスクに置けば、勤務状況が一目でわかります。
今回の私たちの取り組みは、日本を大きく変えたり、ウイルスの拡大を抑えることはできないかもしれません。しかし、この状況で苦しんでいる方々の支えに少しでもなれば幸いです。今後も、私たちの得意領域を活かした社会貢献活動を積極的に進めていきたいと考えています。