水ing株式会社

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インタビュー
社員インタビュー①

2024.06.20

社員インタビュー①

◆Kさん(29歳・中途入社4年目/前職:営業職※2022年時

◎水ingに転職したのは?

大学卒業後、金融機関の営業職として働いていましたが、自分は人や社会のために働けているのかずっと自信を持てずにいました。「もっと地域の人たちの役に立つ仕事がしたい」「街の安心安全のために貢献できる仕事がしたい」と考えていた時に当社に出会い転職を決意しました。

◎どんな仕事をしていますか?

私は現在、水門の維持管理業務を行う事務所に勤務しています。水門は大きな地震で津波が発生した際や台風などで高潮に襲われたときに、河川を水が逆流することを防いだり、水位を安全に保ち洪水を防いだりする機能があります。水ingグループが管理する施設は浄水場や下水処理場がメインのため、水門施設の管理は社内でも珍しい業務です。

私が勤務する管理事務所は約40名ほどの所員が在籍し、運転班と点検班に別れて業務を行っています。私は点検班に所属しており、管轄内の各水門設備を点検するのが主な仕事です。各設備が正常に稼働するよう、機械の保守点検や動作チェックなどを行っています。

◎やりがいを感じるのはどんな時?

私が夜勤当番の日に施設が大型の台風に襲われた事がありました。台風の接近に伴い大雨と強風がひどくなってきました。私は川の氾濫を防ぐため監視業務と遠隔操作による河川の水位調整を一晩中続け、地域を水害から守ることができました。緊張感漂うなかの業務は大変でしたが、同時に大きなやりがいを実感した出来事でした。

私たちは、常日頃から非常事態に備えて訓練をしています。様々な想定のシナリオを用意して、災害に対応する手順を確認し、有事の際に落ち着いて施設を守る様に務めています。この対応力によってお客様からの信頼を得て、インフラの管理という重要な役割を任せいただくことにつながっているのだと思います。