FEATURE
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地熱発電は、地下に溜まった地熱流体(マグマによって熱せられ、高いエネルギーを得た高温・高圧の熱水、蒸気など)を取り出して電気を起こす発電方式です。熱源となるマグマ溜まりの温度は650℃~1,000℃で、寿命は数万年から数十万年以上と考えられています。熱源に温められた熱水や蒸気は永続的な利用が可能とされており、日本はアメリカ、インドネシアに次ぐ世界第3位の地熱資源国です。
日本はエネルギー自給率が低く、安定的な電力供給態勢の構築は喫緊の課題です。地熱発電は、燃料不要で天候にも一切左右されないベースロード電源として、わが国が注力していくべき分野と言えるでしょう。
最も理想的な発電システムとして広く普及させるべく、当社では第1号となる奥飛騨地熱発電所の完成に向け全社一丸となって取り組んでいます。
バイオマス発電は、木材や燃えるゴミなどを燃焼する際の熱を利用して電気を起こす発電方式です。北海道にある当社のバイオマス発電は、森林資源で廃棄されてしまう間伐材を有効活用しており、燃焼してもCO2の増減に影響を与えない「カーボンニュートラル」という発想でつくられています。
私たちの仕事は「脱炭素社会の実現」に寄与するだけではなく、地元の農林水産業を支える大切な仕事でもあります。
また、地域の方々を採用したり、地元自治体(網走市)と協力して排熱をハウス栽培や稚魚養殖に活用することも検討しており、地元経済に貢献することも重視しています。
2022年11月現在、2基が稼働中、2023年春にはさらに1基が稼働予定となっています。
オホーツク海に面した自然と景観に恵まれた海のまち『 網走 』。
人口は約3万人で、女満別空港から車で30分と利便性も高いんです。
冬は流氷で有名ですが、実は北海道の中では雪も少なく冷え込みも穏やか。一年を通して晴天が多く、また、自然災害も少ないとても過ごしやすい街です。
網走は観光スポットとしても熱いんです。
夏はネイチャークルーズやホーストレッキング、フルーツ狩り、
冬は砕氷船での流氷観光やワカサギ釣りなど、豊かな自然を楽しめます。
網走は気候が穏やかなだけではなく、豊かな暮らしができるのも魅力の一つ。ビールやオホーツクあばしり和牛、知床ポーク、海産物などのグルメが味わえます。加えて、大型ショッピングセンターが集う商業エリアもあるので、買い物にも便利。それだけでなく、医療施設も整備されているので、生活に困ることはありません。