FEATURE
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児童心理治療施設は児童福祉法第43条の2に規定された児童福祉施設です。
家庭・近隣・小学校などで“気がかりな行動”を示すこども達を対象に集団生活を体験することによって、心理療法・生活指導・学校教育をとおして“気がかりな行動”の改善を図り、こども達と家庭の絆や成長を支援しています。
児童心理治療施設児童院では、子どもたちと家庭の健やかな成長を支援しています。
大阪市が昭和37年11月に開設した児童院は、平成25年度より指定管理者として社会福祉法人聖家族の家が事業運営を行っています。
児童院では、児童指導員・保育士、セラピスト、学校教員がそれぞれの分野から専門的に、かつ、緊密に連携し一人一人のこどもに応じたアプローチを行っています。
平成25年度より、社会福祉法人聖家族の家が指定管理者として児童院の運営を任され、はや6年が経過しました。
児童院は昭和37年11月、全国で3番目の情緒障害児短期治療施設(現在は児童心理治療施設と呼称変更)として大阪市が開設した施設です。大阪市西区のオフィス街にある阿波座センタービルの1・2階部分が児童院と明治小学校の分校です。
児童心理治療施設は、家庭内・地域・学校での対人関係のゆがみによって生じた心理的な不安定状態等から情緒の健全な発達が阻害され、様々な場面で不適応を示しているこども達を対象にしています。規則正しい集団生活を基礎として、生活指導・心理治療・学校教育をとおして、問題行動の改善を図ることを目的として、児童福祉法に基づき設置された施設です。
保育士・児童指導員・セラピスト・学校教員がそれぞれの分野から専門的かつ総合的に個々のこどもたちにアプローチしていきます。
こども達は施設生活をとおして、本来の健康を取り戻し、自己肯定感を高めていきます。
専門的な心理治療を行う全国で51か所しかない施設ですが、風通しの良い運営を心がけております。