株式会社SANSEI

社長に色々と質問してみました 「今が第2創業期」と語る㈱SANSEI代表の山田政仁氏に、同社の特徴についてインタビューする。

■創業当時について聞かせてください。

私達の会社の始まりは25年前、当時はIT革命と言われるような、今までにない新しい勢いが芽吹いた潮流がありましたよね。そのような中で、一人で会社を立ち上げました。最初は自宅マンションの一室に電話を引いただけの簡素なものでしたよ。


■なぜ建設業を目指したのですか?

そうですね…弊社のホームページにも少し書いてみたのですが、"建設が好き"という事ですよね。それは当然として(笑いながら)、従来の建築施工会社とは少し異なった考え方で会社を構築したかったというのがあります。他社を見てみればこの業界は日給とか月給の会社が多いでしょう。しかし私達は「固定給制」ですよ。自分だったらこういう建設会社で働きたいな…と思い描く事があって、ひとつひとつ自分で実現できていると思っています。社員とその家族が幸せなのが一番大事でしょう。やっぱこれだけは譲れないですよ。


■それでは社長はどんな会社を作ってこられたのですか?

そうですね…社員だけではなく、その家族の幸せを願うんです。願うだけですよ。あれこれ家の事情聞いたりしませんよ。それプライバシーだから。(笑いながら) 当然「福利厚生」は充実してないといけませんね。あと社員の楽しみですが毎年1回、社員旅行をやってました。 今、新型コロナで出来なくなっているのですが、これは意外と盛り上がってました。面白いんです。以前は2泊3日で沖縄に行きましたが、帰ってきた後、その思い出話も含めて社員旅行ですね。その頃はキレイに首里城もあったんです。それはいいとして…旅行だけじゃなくて、過去の仕事の思い出話も尽きないですよ。いい仕事をしてる自負があるから尚更のことです。 そんなとき、やはり我々はSANSEIという艦のクルーなんだなと思いますよ。


■御社で働いている方々を少しだけ紹介してくださいませんか?

会社の体制ですが、まず職人だけの施工部門でスタートしました。しかし現在は管理部門を作って拡大しています。これは社員が「職人仕事」を出来なくなった時、管理職として働いていただく為なんですね。 現在の社員構成を具体的に言うと、ゼネコンOBの一級建築施工、一級土木施工、宅地建物取引士が複数名在籍してくれています。ニュースとか見てたら終身雇用はなくなったとか言われてますけど、大切なのは技術継承なので、カンタンになくなっちゃいけない文化だと思っているんです。


■会社のこれまでの歩みとこれからを教えて下さい

創業から8年目に500坪の産業廃棄物中間処理場を建設し、同時に一般建設業許可を取得しました。12年目には真砂土採石許可、そして17年目に特定建設業許可を取得し公共工事入札参加しました。18年目には不動産取引業取得。土地の売買から建築施工、産廃、資材、不動産管理まで一環して出来る会社になりました。そして満を持して国土交通大臣許可免許取得と海外事業部進出…ガムシャラでしたが、我々もここまで来たなと思って素直に嬉しかったです。それはこれから更に拡大できるハッキリとした足がかりが出来たからなんです。社員とはいつもヨコに並んでスクラムを組んで、精進していますよ。 


■最後に未来の社員に対して一言だけ、社長らしいメッセージをください

一言でですか?(笑いながら)

難しいね…。そうですね、超一流といわれる大企業や、スーパーゼネコンも原点を辿ればみんな一人の志を持った人間から始まっています。でも、たった一人では何も出来ないですよ。SANSEIは尊敬できるすべての社員たちと一緒に作ってきました。それらはかけがえのない時間でした。貴方の未来を当社で過ごしませんか?必ず道は開けます。頑張っている人を見たら必ず応援し支援しますから。いっしょに頑張りましょう。

社長に色々と質問してみました